【変わり者との不思議な関係】よしもとばなな『アルゼンチンババア』

7月に引き続き、何から読んで良いか分からない初読の作家さんの作品に挑戦してみました。

よしもとばななさんの『アルゼンチンババア』です。

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あらすじ

母親を亡くしたみつこは、父が街で変わり者扱いされているアルゼンチンババアと付き合っているという噂を聞き、匂いもきつくて、汚れているアルゼンチンビルに足を運び、不思議な関係がはじまる。

『アルゼンチンババア』の感想(ネタバレ)

てっきり話の舞台はアルゼンチンだと思っていましたが、日本でした。

変わり者と思われていたアルゼンチンババアは、話してみると良い人で、お父さんもとても幸せな日々を過ごしていることを知ったみつこの様子が、『アルプスの少女ハイジ』にでてくるおんじと重なりました。

短い作品の中から素敵な考えを教わりました。

「どうして人が遺跡を作るのか知ってる?」

「好きな人がいつまでも、死なないで、いつまでも今日が続いてほしいって、そう思ったのよ」

おわりに

作品は80ページとボリュームも少なく、初読の作家さんにトライしやすい量でした。

お話はもちろんのこと、奈良 美智(なら よしとも)さんの特徴的な絵にもついつい目が行ってしまいましす。

最後には、イラスト集(?)の様なページもありますので、奈良さんの絵もお楽しみください。

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